【完全初心者向け】TOEIC勉強法

英語学習

この記事はTOEIC 完全初心者の方に向けに書いております。

初めてTOEICの勉強をする場合、どんな教材を使い、どのように勉強していけばいいか疑問に思いますよね。

TOEICでは2つのことが重要です。

  1. 文法の習得
  2. 公式問題集で出題傾向に慣れる

2019年にTOEIC820点と810点を取得した経験を元に記事を書いております。

おすすめの参考書と効果的なレーニング法も合わせて解説します。

本記事の内容
  1. 必ずやるべき2つのこと
  2. おすすめの文法参考書と使い方
  3. 公式問題集でトレーニング

1.必ずやるべき2つのこと

TOEICの勉強を始めるにあたり、必ず習得しなければならないのがこの2つです。

  • 英文法
  • 公式問題集

文法

文法は英語を理解するための土台だからです。

英語の仕組みを理解できていないと、問題を解く以前に解説を理解することも難しいです。

家に例えるなら骨組みみたいなもので、基礎がしっかりできてこそ、後から色々なものを付け加えることができますよね。

文法なんて必要ない

たまにこう主張する人もいますが、決してそんなことはありません。

英語は単語の配置場所で役割(意味)が全く変わってくる言語なので、その配置ルールをしっかり覚える必要があります。

以下の例文をみてみましょう。

例文1
  1. Red is the color of blood.  の色です【名詞】
  2. The house is burning red. 家が赤く燃えている【形容詞】

この例文ではredの役割が文中の位置によって判断されています。

①は名詞

②は形容詞

日本語では「赤」「赤く」「赤い」と語尾を変化させることで文中での役割が変わるのに対して、英語は語の配置場所によって役割を変えています。
(引用:一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

もうひとつの例も見てみましょう。

例文2
  1. I book a taxi. タクシーを手配します。
  2. This book is very interesting. このはとても面白いです。

本のbookも動詞の場所にくれば「予約する」の意味になります。

このように英語は配置場所によって意味=役割が変わります。

完璧な文法を覚えようと根詰める必要はないですが、日本語と違う英語特有の語順は知る必要があります。

これは英会話をするときでも当然大事な知識です。

なので文法はしっかりと理解しましょう。

公式問題集

最新の公式問題集を使ってTOEIC特有の出題傾向を知り、問題の質に慣れましょう。

TOEICには頻出する単語、構文、言い回し、場面状況などに特徴があります。

一例
  • ビジネスシーンに多くみられる単語や言い回しが多い
  • 場面状況としては「問題発生→解決策を提示」の流れが多い

そして問題もpart1~7まであるので、各partごとに問題に特徴があります。

こういった特徴をつかんだ方が問題は解きやすいのです。

なので習得した模擬問題の数(模擬=TOEIC関連問題集)が多いほど得点は上がります。

私の得点推移

テスト0回分(文法参考書のみ勉強中)・・・585点
テスト2回分・・・615点
テスト4回分・・・735点
テスト9回分・・・820点

まずは最新の公式問題集をしっかり身につけることから始めましょう。

2.おすすめの文法参考書と使い方

私が普段から使っている文法参考書はこちらです。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

結構有名なので知ってる方も多いかもしれません。

この参考書は英語をイメージで教えてくれるので、英語の感覚をつかみやすくておすすめです。

例えば動詞goの説明は以下のように説明されています。

goを日本語訳「行く」で使いこなすことはできません。

これでは「人」にしか使うことができないでしょう?

● I don’t know where the money goes.
(どこにお金が消えちゃうのかわからないよ)

goのイメージは「ある場所から去って進行していく」、その動きです。

(一億人の英文法 大西 泰斗  ポール・マクベイ (著)より)

「goといえば行く」だけで捉えてるよりも、英文の意味が理解しやすいですよね。

参考書の良い点
  • 英語のシステムの説明がわかりやすい
  • ネイティブの英語の感覚がわかりやすい
  • 英会話に使える実用的な文法の解説

特に英語のシステムをわかりやすく説明してくれる点は大きなメリットです。

英語と日本語は文法がかなり違い、その違いの大きな特徴がさきほど第1章の例文で述べた「語の配置順序」です。

この参考書はその配置ルールに焦点をあてて説明してくれるので効率的に英語の感覚をつかめます。

良くない点
  • ページ数が多い(700ページ近い)
  • 例文に使われてる単語が難しい
  • 各品詞の単語例が詳細過ぎて1回では覚えきれない
はじめのうちは例文に使われている単語の難しい点が少し気になりましたが、実践的な会話でも使えるように解説されている参考書でもあるので、他の教材ではなじみのない単語が多いのは仕方ないかなとも思います。

そして1冊まるごと1回で頭に入れるのは大変なので、不明点に出会うたび後から何度も調べる感じです。

もっと薄めのテキストがいい場合におすすめなのがこちらです。
いきなりスコアアップ! TOEIC(R) テスト600点英文法集中講義

簡潔な説明なので複雑な文法書に苦手意識のある方に向いています。

先ほどの「一億人の英文法」と違ってページ数も少なく、コンパクトサイズなので持ち運びしやすく、すきま時間の学習に向いています。

私は持ち運び用に使ってました。

ただしページ数が少なくすべての文法項目が掲載されているわけでないので、やはりぶ厚めで解説が詳細な文法書を1冊常備していた方がいいです。

連日英語の勉強をしていると分厚い文法書を開くのがだるくなる時があります。

そんなときに2冊目に紹介した薄めの文法書を使って、なるべくモチベーションを下げないようにしていました。

文法書の使い方

まずは文法書でこれらの品詞の役割を重点的に理解しましょう。

基本品詞
  • 英語の文型 ※重要
  • 主語
  • 動詞
  • 形容詞
  • 副詞
  • 助動詞
  • 疑問文
  • 否定文

これらが理解できていれば基本的な英文は理解しやすいです。

例文を見ながら各品詞が文章構造においてどんな役割を果たすのかをまず知りましょう。

例えば・・・

形容詞:名詞の前後に配置して名詞を修飾する

副詞:名詞以外の修飾したい語句の前後に置く

そして英文を見たときに品詞分解できるようになりましょう。

品詞分解

You     are    very  kind.

主語  be動詞   副詞  形容詞

理解できない英文がある場合の原因は、

  • この品詞分解ができない
  • 構文がわからない
  • 単語がわからない

このどれかになります。

大事なこと

最初から根詰めて文法書1冊まるごと学んでから公式問題集などの実践に入ると、息切れする可能性があります。

なので基本的な品詞がある程度理解できた後は、

  • 公式問題集をやりつつ
  • 不明な構文や品詞に遭遇するたびに文法書で確認する

この方がいいと思います。

これを繰り返して文法の知識を徐々に増やしていきます。

実際「一億人の英文法」を1冊学んだだけでも585点に届きました。

(もちろん元の英語力によって個人差はあります)

それほど文法が大事なこととわかります。

3.公式問題集でトレーニング

公式問題集の基本的な使い方を解説します。

  1. 問題を解く
  2. 答え合わせ
  3. 精読する ※ここからが大事
  4. 音読と通読

もし問題が難しすぎて全く解けなさそうなら①・②はとばしてOKです。

そして初心者にっとっていちばん大事なのは③以降です。

英語の仕組みを理解し答えまでの道筋を調べる作業だからです。

NGな問題集の使い方

問題を解く→答え合わせ→わからない単語を調べる→和訳を確認→終了

残念ながらこれでは点数は伸びません。

必ず精読をしましょう。

精読に必要な作業
  • 文章の構造を確認
  • 品詞を確認
  • 単語を調べる
  • 正解の根拠となる文章をチェック(Part7は複数文書の関連場所をチェック)
  • リスニング音声の分析
  • 読みやすいよう意味ごとにスラッシュを入れる
  • 不正解の選択肢の理由を分析

これらの分析をしてどうやって正解にたどり着くのかを調べましょう。

いちばん時間をかけるべきことは問題を解くことではなく、解説を理解することです。

特に初心者の場合、9:1の割合を目安にしてよいです。

9(精読):1(問題を解く)

音読と通読

リスニングセクションは英文を音読すると効果的です。

音読トレーニングを取り入れてからリスニングセクションのスコアだけで45点上昇しました。

音読の目的:英語の語順をインプットし、記憶の定着率を高める

やり方は2段階あります。

  1. ゆっくり音読する(意味がわかる程度の速さ)
  2. 音声に合わせて音読する
ポイントはただ発声するのではなく、英文の意味を意識することが大事です。

そしてリスニングセクションは英文を通読します。

精読して設問の答えまで理解できたら、必ずもう一度長文を読み返しましょう。

精読で学んだ単語や構文を記憶に定着させるためです。

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによると次の日には覚えたことの74%を忘れてしまうそうです

構文、単語、品詞を学んでからもう一度長文を読むとさらに理解が深まるので必ず読み返しましょう。

本記事まとめ
  • TOEICは文法を必ず習得する
  • 公式問題集で出題パターンをつかむ
  • 公式問題集を音読・通読する