シンガポールの歴史を知れる3冊の本をご紹介【それぞれ観点が違います】

シンガポール
  • そもそもシンガポールってどのように出来上がったの?
  • 国土が小さいのになぜあんなに発展してるの?
  • 日本とはどんな関係を築いてきた?

こういったシンガポールの歴史を知ることのできる書籍3冊を紹介します。

旅行でシンガポールを訪れた際、抱いていたイメージとだいぶ違ったのでシンガポールに興味をもちました。

そしてシンガポールに関する書籍をいくつか読み、その中でも特に歴史を詳しく解説してる3冊を紹介します。

ちなみに歴史と言ってもあまり固くなく気軽に読める本も紹介します。

シンガポールの歴史を知れる3冊の本をご紹介

『物語 シンガポールの歴史』

『物語 シンガポールの歴史』

著者:岩崎 育夫
本の長さ:262ページ



今回紹介する3冊の中で、シンガポールの歴史について一番詳しく解説しています。

  • まだジャングルだった1800年初頭のシンガポール
  • イギリスよって統治された時代の社会生活
  • 日本に占領されたつらく悲しい時代
  • 国家として独立してからの政治体制

シンガポールは建国から56年しか経ってないので歴史の短い国と思うかもしれません。
でもこの本を読んだら、実は独立するずっと前からシンガポールの歴史が始まっていたことを実感できます。

イギリスに統治され、その後は日本に占領される。
他国に支配されてきたシンガポールが「自分達の力で国を守ろう」と気持ちを変化させていく様子は物語を読んでるかのように、スッと頭に入ってきます。

ちなみに独立してからの政治体制について細かく書かれている点は少し難しく感じるかもしれません。
だからこそ独裁国家と言われる一党体制を保つ理由もわかりますよ。

今となっては世界を代表する金融街都市のシンガポールですが、イギリス人のラッフルズが小さな島(シンガポール)を発見するまでは未開の地だったわけです。

そんなジャングルだった島の始まりから、国際都市として現在のシンガポールになるまでの歴史を知れる1冊です。

『なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか』

『なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか』

著者:峯山政宏
本の長さ:255ページ



こちらはさきほど紹介した1冊目よりもかなりライトで気軽に読める本です。

東京23区ほどの小さな島。
しかも人口も少ない。

そんなシンガポールがどうしてここまでの発展を遂げたのかよくわかる本です。

  • 資源のない国が富裕国家になった理由
  • シンガポールにはなぜ中国系が多いのか
  • 実はマリーナベイサンズは昔ゴミだめだった

こんな興味深い話がたくさん書かれています。

実際にシンガポールを訪れると驚くのが「なぜこんなに発展しているの!?」というシンプルなことです。

街の景観は美しいし、小さな国土に観光客が楽しめるスポットがたくさんありますからね。

そんな疑問をわかりやすく解説してくれてます。

しかもこの本のスゴイところはシンガポールの歴史をただ知ることができるだけでなく、勇気を与えてくれるところです。

だって独立当初、水や食べ物すらなかったんですよ。
しかもマレーシアから追放されて仕方なく独立したわけです。

そんなシンガポールが世界有数の金融都市、観光都市として君臨するようになった経緯を知ると、本当に感動するし勇気をもらえます。

シンガポールの歴史を知るうちに自分が元気をもらってた不思議な感覚です。

楽しみながらスイスイ読めるので読みやすいです。

『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』

『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』

著者:峯山政宏
本の長さ:250ページ



続いてはこれまでの2冊とはひと味違う1冊を紹介します。

本のタイトルであるプラナカンとは、マレー系女性と中国系移民の間に生まれた子孫のことです。
(地域によって定義は異なる)

昔、中国から多くの男性が出稼ぎにやってきて現地のマレー系女性と結婚し子どもを授かりましたた。
そういったミックスの人が増えていき、徐々にプラナカンのコミュニティが出来上がっていったのです。
やがて中国でもマレーでもない、独特の華やかな文化が出来上がっていったわけですね。

そういった文化を引き継いで、プラナカンの一員として魅力を伝える活動をしてる人達にインタビューをしている本です。

プラナカン文化の特徴といえば鮮やかな色彩と華やかなデザインです。
シンガポールの街中でよく見かけるカラフルなタイルやビーズ刺繍などですね。

なぜ色鮮やかで華やかなデザインになったのかを知ると、東南アジアの歴史も同時に知ることができます。

多民族国家であるシンガポールを、民族の歴史という視点から見ることのできる本です。



というわけでシンガポールの歴史に関する3冊の本を紹介しました。
歴史と言ってもそれぞれ観点が結構違いますよね。

シンガポールの歴史を詳しくかつ細かく知りたい人には1冊目の『物語 シンガポールの歴史』がおすすめです。


ひとつの国としてどのように発展したのかを知りたいとういう人は『なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか』が最適です。


民族の観点から歴史を知りたい人は『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』が良いですね。


建国から歴史が浅いけれど、ヨーロッパとアジアの貿易中継地点として栄えたシンガポールです。
教科書には載ってない歴史を知れて海外旅行がさらに楽しくなりますね。

シンガポールの魅力がわかる記事もぜひご覧ください。