ラスベガスから大自然を感じられるスポットとして、グランドキャニオンとともにおすすめなのがアンテロープキャニオンです。
早朝にラスベガスをバスで出発し、セドナ・グランドキャニオン・ロウアーアンテロープキャニオンをめぐる1泊2日のツアーです。
今回のアメリカ旅行の最大の目的であったアンテロープキャニオンは、探検気分が味わえる神秘的なスポットでした。
もうグランドキャニオンには行ったから別のスポットに行きたい、という人にもおすすめです。
(セドナ観光の記事とグランドキャニオン観光の記事もぜひご覧ください。)
奇岩だらけの渓谷を探検するアンテロープキャニオン
先住民族によるガイドツアーへ参加
今回は旅行会社STWさんで航空券とホテルがパックになってるものを予約をしました。
その中にラスベガスからバスで移動する1泊2日のツアーが含まれています。
- 早朝にラスベガスを出発
- ルート66を通りセリグマンを観光
- セドナ観光
- グランドキャニオン近くのホテルに1泊
- グランドキャニオン朝日鑑賞&観光
- アンテロープキャニオン観光
グランドキャニオンからバスで3時間ほど移動してアンテロープキャニオンに到着です。
【アンテロープキャニオンとは?】
渓谷の上流に降る雨による鉄砲水と風が、長い年月をかけて砂岩を深く削り出しました。
浸食された地層がらせん模様を描いていたり、渓谷の隙間から差し込む太陽光線による美しさが魅力です。

アンテロープキャニオンを観光するには、現地先住民ナバホ族がガイドするツアーに参加する必要があります。
個人で自由に渓谷内を散策することはできません。
そもそもこのアンテロープキャニオンが観光地として開放されたのは1990年代に入ってからで、それまではナバホ族の許可証がなければ立ち入ることが出来ない特別な場所だったそうです。
周囲には建物がほとんどなく赤土が広がっており、特別な場所であることを実感できます。
地面には水の流れによる模様ができており、時間の歳月を感じさせます。
ロウアーアンテロープキャニオンの内部の様子
いよいよ渓谷内に入ります。
バスツアー参加メンバーの10人前後で内部を見学します。
渓谷に入った瞬間こんな光景が広がります。

地上から見るとこんな風に地面が割れてますよね。
この隙間から光が差し込んでるわけですね。
では渓谷内の写真です。
どの写真も壁の色味や模様が違います。





その日の日差しの量で光の当たり方や壁の色味が変わりおもしろいです。
アップで見ると浸食された線がよく見えますね。


太陽の光があまり入らない影になってる所は暗めで雰囲気が違いますね。
こちらは波をうつ模様が特徴的な撮影スポットだそうです。
このように空洞ができてきてる箇所がいくつかありました。
水の強い勢いを感じさせますね。

こんなデコボコした複雑な形は水の流れを感じさせますね。

この写真は木の表面に見えますね…。

ちなみに頭上に向かって撮影すれば観光客が全く写らないですよ。
一見、どれも似たような写真に見えますが、よく見ると同じ写真は1枚もないのがすごいですよね。
自然の神秘を感じられる場所です。
観光する際の注意点4つ
雨が降ったら超危険!
渓谷の中は細い道なので雨が降ると洪水になり、人が流されてしまい大変危険です!
雨が降るとツアーは中止になりますが、雲行きがあやしい時は残念ですがあきらめることも非常に大事だと思います。
少量の雨でも絶対危ないだろうなと感じるくらい渓谷の中は狭いです。
過去に雨による水流でフランス人観光客が亡くなってしまったこともありますからね。
服装に気をつけよう
スカートではなくパンツ・スニーカーが好ましいです。
見学の際はハシゴを降りたり、足場の悪い所を歩きまからね。
荷物も少なめにしてカメラを持つ以外は手が空くようにした方が安全ですよ。
撮影はiPhone一択
これはガイドさんが教えてくれた貴重な情報です。
アンテロープキャニオン内の撮影は高級カメラよりも実はiPhoneが一番キレイに撮れるそうです。
今回掲載した渓谷内の写真もすべてiPhoneで撮ったものです。
iPhoneなら荷物も軽くて済むからさらに一石二鳥ですよね!
先住民のガイドに当たりはずれがある
これもバスツアーの日本人ガイドさんに教えてもらったのですが、ナバホ族のガイドさんに当たりはずれがあるそうです。
幸いなことに私達の現地ガイドさんは丁寧な説明で写真もたくさん撮影してくれてとても親切でした。
こればかりは運なのでどうしようもないですが、そういうケースがあることをお知らせしておきますね。
さいごに
アンテロープキャニオンはグランドキャニオンのような雄大な自然とは違う、独特の雰囲気を味わえる場所です。
先住民の人に案内してもらえるのは非常に貴重な経験でしたね。
グランドキャニオンに行く際は行き先に含めることをぜひおすすめします。
(セドナ観光の記事とグランドキャニオン観光の記事もぜひご覧ください!)