高級コンデジとして評価の高いSONY RX100m7。
欲しいなぁと思いつつも、10万円超えだし高い…。
この価格は妥当なのか、実際に使った感想を知りたい。
高級コンデジRX100m7を使い始めて1年半以上がたちました。
ソニー Cyber-Shot DSC-RX100M7G シューティンググリップキット
口コミやレビューでの評価は高いですが、使っているとそれなりのデメリットも実感するようになりました。
今回はRX100m7を買おうか迷っている方向けに良い点だけでなく、『デメリット』もしっかり紹介します。
☑ 本記事の内容
カメラ初心者が高級コンデジSONY RX100m7を買ったら超有益だったけどデメリットも実感
RX100m7のデメリット
有名YouTuberやvloggerが称賛しまくってるSONY RX100m7。
ソニー Cyber-Shot DSC-RX100M7G シューティンググリップキット
私も購入してから1年半以上が経ちました。
1年以上使い続けると、やはり「どうしてもここが気に入らない!」という部分がでてきます。
今回はRX100m7のデメリットである部分を詳しく、本音で解説していきます。
バッテリーのもちが悪い
ぶっちゃけ不満です。
写真を撮りまくってると気づけば、もう電池がない!ってことがよくあります。
カメラの使い方次第でバッテリー使用時間は変わってくるため、一概に数字で表すことは難しいのですが…。
撮っては電源を消す、を繰り返すと静止画だと100枚くらいでバッテリーが切れるかな?という感じです。
Full HD動画も録画1時間もたないくらいですね。
(ただしこれはあくまで参考程度にしてください。)
私は旅先でたくさん写真をとる人間なんですが、朝から撮りまくってると午前中にはバッテリー1本なくなる感じですね。
そんな時の対策は予備のバッテリーを持ち歩くことです。
ソニー リチャージャブルバッテリパック Xタイプ NP-BX1
私の場合、旅行中はバッテリーを3本ほど持ち歩いてます。
マッチ箱より小さいので邪魔にはなりません。
まぁ高性能なのでバッテリーのもちが悪い点は仕方ないかもしれませんが、結構不満な点ですね。
電池交換がしづらい造り
続いてもバッテリー交換と関係あることなんですが…。
まずこのRX100m7ってカメラ本体をそのまま持つより、グリップにつけて使う方が多いと思います。
私はグリップのある方が撮影しやすいので常につけてます。
で、このグリップなんですが電池交換のたびに取り外さないと、電池の入ってる場所を開けられないんですよね。
(青いツマミの所が電池です)
グリップを取り外してまたつける。
この行為が地味に面倒なんですよ…。
電池交換の際は、カメラ・電池・グリップすべてが落ちないように支えていないといけないしちょっと大変です。
しかもバッテリーのもちが悪いせいで、電池交換の頻度って高いですからね。
せめてグリップをつけたまま電池交換できたら楽なのにな、と思う事はしょっちゅうです。
テーブルの上でやればいい、という意見もあるかもですが旅行中ってそうはいかないんですよね。
電池切れは路上で突然やってくるので…。
というわけでRX100m7の大きな不満は
- 電池のもちが悪い
- グリップつけたまま電池交換できない
この2つです。
買ってよかった点
続いてはRX100m7を買ってよかった理由を書きますね。
デジカメなのに高性能すぎ
やはり高いだけあります。
コンパクトサイズなのに性能レベルが高いです。
望遠で撮影しても劣化しない画質、一眼カメラのようなボケ感など、一眼カメラに負けない性能を備えてるデジカメです。
これは恵比寿から撮った東京タワーです。
望遠ですがかなり鮮明ですよね。
こちらは太陽がでてなくて暗めのコンディションですが、緑の鮮やかさを実感できると思います。
デジカメなのに一眼カメラに負けない性能レベルはスゴイです。
※RX100m7で撮った写真をさらに見たい方は作例の記事をご覧ください。
21枚の写真を掲載しています。
オート設定だけでOK
カメラの設定に関する話です。
RX100m7はオート設定がいちばんキレイに撮れます。
つまりカメラの詳しい知識や撮影テクニックがなくても簡単に綺麗な写真が撮れるんですよね。
例えば日中と夜景のシーンではカメラの設定を変えることがあると思います。
でもRX100m7だったら常にオート設定のままです。
私なんて色々と設定をいじるのが苦手だし、面倒くさいです。
でもRX100m7はオート設定のままがいちばんキレイに写るので、すごく楽なんです。
同じ機種を使ってるカメラ上級者の人ですら「RX100m7はオート設定が一番キレイに撮れる」と言ってました。
だから間違いないです(笑)
難しい設定をしなくても高画質な写真が撮れるのは、カメラ初心者にもありがたいですよね。
軽くて小さい
これは一眼レフカメラにはないコンデジの大きなメリットですよね。
一眼レフカメラだと大きくて重いです。
1㎏前後ありますからね。
旅行中なんかはずっと持ち続けるのが大変です。
でもRX100m7なら約300gなので軽いしカバンの中でも邪魔になりません。
ミラーレス一眼カメラもコンパクトなモデルがたくさんありますが、コンデジはそれらよりも更に小さいですからね。
気軽に持ち運べて高画質な写真が撮れるのはかなりありがたいです。
夜景が鮮明
RX100m7は夜景がちょっと弱い、なんてレビューも見ましたが、自分で撮ってみたら全然そう思わなかったですね。
むしろめちゃくちゃ鮮明に撮れてると思います。
安価なデジカメだと建物の窓の光りがつぶれたりしますが、RX100m7だと窓の光がクッキリですよね。
水面に写る光もかなりキレイに撮れてると思います。
日中だけでなく暗い夜もキレイに撮れる。
使い方の幅は広いです。
動画もキレイに撮れる
実を言うと動画が目的でこのカメラを買いました。
買う前に色々と調べた際、動画撮影に最適なカメラとしてRX100m7の存在を知りました。
実際、静止画だけじゃなく動画もかなり鮮明に撮れます。
4K動画にも対応してますがフルHDで十分な綺麗さです。
しかもボタンひとつで簡単に録画できるところがいいですね。
Vlog向けのカメラというアピールの通り、動画もかなり高画質です。
価格は妥当か?
RX100m7は10万円超えます。
デジカメで10万円超えってぶっちゃけ高いですよね。
購入を迷ってる人は「この価格で買う価値は果たしてあるのか?」という点がいちばん悩む部分だと思います。
1年半使った私の結論はこの価格は妥当です。
なぜなら小さいサイズのデジカメなのに一眼レフカメラに近い性能を備えているからです。
望遠にしてもきめ細かい画質。
ボケ感をだしてオシャレな雰囲気にしてくれる。
そういったことは安価なデジカメやスマホではまず無理です。
それに、もし一眼レフカメラだったら20万円超えとか普通にありますからね。
しかも300gの軽さでこの性能です。
こんな手のひらサイズだったら持ち歩いても重くないし、カバンの中で邪魔になりません。
でもこれが一眼レフカメラだと想像してみてください。
1㎏前後もある重くて大きいカメラを持って歩くのって大変ですよね。
特に旅行中なんかはずっと持ち続けてると疲れるはずです。
ミラーレス一眼カメラもコンパクトなモデルが数多くありますが、コンデジはそれらよりも更に小さいですからね。
軽量×高画質
この2つを叶えてくれるカメラなので10万円超えは妥当です。
小さくて処理能力の高いノートパソコンも高いですからね。
RX100m7がおすすめな人
こんな人だったらRX100m7を買った方がいい、という人です。
それは、長期にわたって撮影したいものがある人です。
- 子どもの成長を記録に残したい
- ペットをメインに撮影したい
- 趣味で撮影したいものがある
こういった撮影の目的があれば、複雑な設定をせず簡単に高画質な写真を残すことができるので、買う価値は十分にあります。
ちなみに私の場合は3つ目に該当します。
年に数回の海外旅行に毎年行っており、その際に使うカメラがほしかったから買いました。
スマホだと高画質じゃないし、一眼レフカメラだと重いし機能が複雑。
でも高級コンデジなら高画質だし軽くて持ち運びやすいわけです。
移動の多い旅行に最適なんですよね。
特に外にカメラを持ち出すとなると、サイズや重さってすごく大事です。
長い望遠レンズとかぶっちゃけ目立ちますしね。
もし「今度たまたま旅行に行く予定があるので写真を撮りたい」っていう人はスマホで十分だと思います。
時間をかけて写真に残したいものがある人はRX100m7が向いてますね。
というわけでRX100m7を本音でレビューしてみました。
カメラ単体でも買えますが、グリップ付きセットの方がお得だし断然おすすめです。
つけた方が撮影しやすいですからね。
ソニー Cyber-Shot DSC-RX100M7G シューティンググリップキット
アマゾンでは予備バッテリーがセットになっている組み合わせもあります。
価格表示の下にある『スタイル』という項目でお好きな組み合わせのセットを選べます。
ソニー SONY デジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX100M7【最大望遠200mm・1インチセンサー高画質】
カメラ単体よりセットの方が断然お得ですよ。
では以上です!